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フェアに生きると決めた理由。

更新日:2021年1月25日


オーガニックやフェアトレードという言葉を最近目や耳にすることはありませんか? まずは、食べ物で有機野菜から入り、”食”だけではなくできるだけプラスティックなどゴミを出さないようにと考え、そして洋服ではオーガニックコットンやフェアトレードの服などを選び、ロハスな生き方《Lifestyles of Health and Sustainability:健康的で、持続可能な生活》へと少しずつ生きるベクトルを変えていっている人が増えているこの時代。 今一度なぜ私たちがそのような選択をするのかを考えてみましょう。

大量消費、大量生産から、持続可能な=サスティナブルな消費へ

日本やアメリカなどの経済は資本主義が基本。 それは大量消費と大量生産を促して、物質をお金をより循環させて生きましょう!というのがコンセプト。 要はいかに『物質的に豊かに生きるのか』が基準です。 今は飽食の時代、そして物がそこら中に溢れ、何でも安くすぐに手に入る時代です。 その物たちは、なぜそんなに安いのでしょうか? その資源はどこからやってくるのでしょうか? 不要、ゴミとなったあとそれは、どこに行くのでしょうか? サスティナブルな生き方とは、一つ一つの行動をより全体的に考え、より大きなタイムラインで見る生き方です。 オーガニックであることは、自分の体に農薬を入れないという選択だけではなく、農薬を大地に撒かないということでもあります。 プラスティックのゴミを作らないことは、石油に頼らない生き方をし、行き場のないゴミを地球に作らないようにすること。 フェアトレードのものを選ぶということは、自分だけが安く!ではなく商品に関わる全ての人が公平に対価をもらえるような環境を作ること。 自分さえではなく、全体が《大地が、川が、空気が、動植物が、労働者が、、、》を考えた視野で生きることです。


消費することは投票すること

今、地球が抱える環境問題に危機感をいだく人は少なからずいると思います。 わたしたちが食べる野菜たちのほとんどは大地に農薬がまかれている。 あなたの買うお肉は抗生物質漬けの小さなゲージに詰め込まれ可哀想な生き方をさせられた動物たち。 あなたの着ているその洋服は発展途上国の人が低賃金の悪環境の中で作った服。 そして、それらのマテリアルはケミカルな染料で作られている、その染料はどこにいくのだろうか。 わたしたちはどれだけ自然を、生きとしいける動物と人々を搾取しながら生きているのかをよく考える時ではないかと思う。 自分が何に加担しているのか、どのような意思で営んでいる人と循環をしながら生きているのかを今一度見直して欲しい。 何を価値基準の中であなたは生きたいですか? 自分が安く消費できればいいですか? 自分がただ美味しく食べれたらいいですか? それとも、できるだけ調和の中に、全体ー生きとしいける生きもたちーとの公平性の中で消費したいですか? 地球に生かされているということを感じながらわたしたちの惑星を大切にしながら消費したいですか? 消費することはあなたの意思を・思いをはっきりと自己表明し表現するツールです。 消費者がいるからこそ売る人がいることを忘れてはいけない。 わたしたちがその環境を、状態をともに作っているのです。

価値を置いて、物を大切にして生きよう。

旅行に行ったから、”とりあえず”何か買おう。 今、安いから”とりあえず”買っておこう。 消費大国日本はそんな習慣がたくさん溢れています。 それでも、資源には限りがあり、それらはわたしたちがこれからも住んでいく地球からの資源です。 その”ただ安い物”は、どこかの発展途上国の人が公平に頂いてない賃金で、私たちが安く買えているのかもしれません。 売っている側に問題があっても、買っているわたしたちが消費という方法でそれを支持していてはこのスパイラルは止めることはできません。 消費者のわたしたちが賢く消費するように、しっかりと意図をもって消費できるようになることが、世界を変える方法だと思います。 人それぞれ何に価値を置くのかは違います。 ロハスに生きることは安くはありません。 それでも本当に必要ではないものを、大切に出来ないものを買っては捨てて、次の物を買うという《大量消費》ベースの消費の仕方は、持続可能な生き方ではなくどこか刹那的な生き方であり、今わたしたちはよりこの地球の未来を考え、変える時です。

ストレスなく、出来ることから始めよう。


突然ライフスタイルを変えるのは、金銭的にも、時間的にも厳しい中で、どうしたらいいのか考える人は多いと思います。 まず知って欲しいのは消費を減らすことからも大きな一歩が始まります。 そして消費するときはしっかりと質を知りながら買うこと。ー持続可能に自分がそれを使えるのかどうか。 私たちは、安く手に入るものにあまり価値をおかずに大切に扱わない傾向にあります。 それはもしかしたらそこに生産者の思いが入っていないからなのかもしれない。 それぞれの物を価値あるものとして大切に扱っていくと、無駄にすることも減っていくと思います。 感謝して大切に扱えるように、何をどんな目的で必要なのかを知りながら消費していきたい。

INTERーBEING:消費することは大きなエネルギー交換である

消費することは投票することと話しましたが、それと同様に消費することはエネルギー交換でもあり、あなたのエネルギーの中にその波動を取り入れるということです。

苦しみながら生命を落とした肉たちをあなたは食べる。 機械により製造された化学調味料だらけの食べ物を食べる。 安ければいいのみの大量生産の服たちを身につける。 環境を汚す洗剤や石鹸などで身体を、家を、物たちを洗うこと。 それをあなたが消費すること=自分の中に、スペースに取り入れることはあなたはその波動と共鳴していくことでもあります。 わたしたちは相互作用の中で存在する。 気づきのない消費によって生じる苦しみに気づき、マインドフルに食べ、飲み、消費すること、自分と家族と社会と生きとしいけるすべてのものたちに公平に生きていこう。

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