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2021年4月29日10 分

食育で心を育てる、コンシャスイーター

最終更新: 2021年7月9日

無添加、オーガニック 、腸活、グルテンフリー、ベジタリアン、ヴィーガン、ローフーディストなど健康になろうと思えば様々な思想の中で生きれるこの時代。
 
どれが良い悪いではなく、それは定義であって思想であって自由にライフスタイルを自分の価値観の中で表現するという中で自分に合ったものを見つけることが大切で詰め始めたらキリはない、そしてセルフジャッジメントにも繋がりかねない、なので心を育てるつもりで気づきながらまず食べてみよう。食べることで自分をより識ることにも繋がります。


 

 
わたし自身はほぼベジタリアンで時々魚を食べるようなゆる〜く自分のペースで、そしてパートナーはヨギとしてクンダリーニヨガのプラクティスの一環として五葷=ヴィーガンでプラスネギ類ニンニクなども摂取し無い生活でしたが最近は夏は五葷で冬は乳製品をたまにとるという対応を今のとこしています。
 
パートナーが五葷ということで基本的にニンニクやネギ類も食卓には上がらないほぼヴィーガン生活です。
 
基本的に肉を食べない理由は私自身が可哀想と思い自分の手で生きている状態から殺せないから買うのもそれと同じであると思うのと環境への配慮。
 
そして哺乳類は脳が発達しているので感情というシステムがあります、わたしがたまにゆるく魚を食べるのは魚は哺乳類ではなく感情という機能が入ってないという理由です。逆を言うと哺乳類は人間と同じように感情があります、恐怖、悲しみ、苦しみ、、、なども。
 
なのでいくらオーガニック に育てられていてもどこか食べられるために飼われている感覚が辛く、そこまでして肉食べたいのか?と言うところに辿り着く。
 
そして動物に対して申し訳ないと言う理由から肉を食べないように極力しているのと、肉の感情が食べることを通して体内に入れたくないから。それでも、肉はお薬にもなる。体が弱ってる時など命をいただくこと、大きなエネルギーを頂くことにもなります。
 
そして魚も感情はないにしても命、必要以上には食べない、御馳走として頂く。そして海は私たちの生態系の大切な資源であり守らなくてはいけないサイクル、節度を持った海と海に生きる住人たちとのバランスをとっていきたい。イルカやクジラなどの哺乳類が年間に人為的に殺されるのは私たちが以上に魚を食べるから、そして海の生態系はより歪み始めている、酸素の半分は海からやってくることを念頭にも入れて欲しい。
 
そしてもちろん今海は汚れ、魚にはたくさんの重金属が含まれている。
 
それらを食べることにより健康にも害が出てくる、それは身体的な反応だけではなく慢性的な疲れや心にも影響してくる。
 
バランスをもって大好きな魚さんを頂くようにしています、が個人的にはそろそろ魚も一切食べるのをやめたほうが(生態系や海にいる哺乳類の動物たちのためにも)いいのかなという気持ちが起こっています。
 
そして乳製品をとる時は放牧されているハッピーなアニマルから、卵は狭い箱に詰められているものではなく平飼いの鳥さんから頂く。 わたしたち家族の食は他者から見たらちょっとびっくりされるような厳格なスタイルかもしれませんがこちらヨーロッパのオルタナティブコミュニティにいるとローフード(火を通さないヴィーガン )でスプラウト ばっかり食べてる人もたくさんいるので割と私の周りのフィールドではよくあるタイプという感じです。
 
そしてわたしたち自身が買う、育てる食べ物たちは大地のバイオリズムを守る有機・オーガニックまたは可能であるならバイオダイナミックまたはフェアトレードの農家さんをも保護した製品を摂取するようにしています。
 
そして飲む水もミネラルや不純物の入っていない水を飲むことを心がけての生活をしています。
 
水が軽ければ軽いほど水の浄化作用は体に起こります、水をたくさん飲めば体にいいというのは間違いで、良質な=不純物の少ない水、日本は軟水なので軽い水が多いですが、ヨーロッパ は硬水で重めです、そのより軽い水をとることにより水が体の中を浄化します。混ざり物の多い水は浄化作用があまりなく浄化としてはお勧めしません。
 
ちなみにパキスタンのヒマラヤはフンザに世界で健康的に一番長生きの部族がいて、その部族はヒマラヤの氷の溶けた水つまるところ全く混ざりけのない純粋な水を飲んでいると言われています。
 

 
さてそんなわたし自身は選んでいるというよりパートナーが非常に健康や環境に対する意識が高く、そしてオーガニック大国ドイツにいるからこその手軽にオーガニック に生きれるようになっていますが、人から頂くものや外食の際は割と自由に何でもいただくようにしています。


 
我が家の2歳児に対する食育


 
そしてそんなわたしたちの現在2歳の一人娘も朝はスロージューサーのセロリジュースから1日が始まり、不自然に生成されたお砂糖をとらないもし肉製品を含めて食べたいと意思表示を出したら何でも体験させてあげるように子供の人権を考えながらの食育をしています。
 
子供の食育は、これからの体の土台を作っていくものでとても大切で、習慣化します。
 
ここでは、コンシャスペアレンティングをする上での食育について2歳になった娘との経験からお話をしたいと思います。
 
まず、基本的にわたしたちはベジタリアンの食卓だからなのか娘に偏食は一切なく野菜をバクバク食べます。
 
そして親戚等の食事の時など肉などがある席で興味を持ったらお皿に肉を置いあげるというスタンスです。
 
それでも肉は口にれても飲み込まず、噛んでみるものも出してしまうので彼女にはお肉は必要ないまたはまだ消化が難しいという認識を今は置いています。
 
そして魚も場合によっては食べる、そして魚の種類によっては食べるという様子です。
 
野菜や豆なども含めて昨日パクパクたくさんん食べたのに今日はあまり食べないとか割と日々臨機応変に体にその時、その環境に必要な食べ物を食べ分けている野生的な感覚があるなぁと感じています。
 
なので彼女のリズムを大切にしながら食べない日とよく食べる日にジャッジメントをせずに子供の持っている野生的な力を信じながら見守っています。
 

 
そしてその野生的なパワーを守るために、食育をする上でわたしが大切にしていることは、素材の味を大切にすること。
 
添加物や素材の味を消すソースなどは使わずに出来るだけ素材の味を生かして食べてもらうようにしています。
 
素材の味を誤魔化すマヨネーズやケチャップなどがなくても素材の味を引き出して、というか蒸したり生だったりと簡単なそのままな形が1番食べる。
 
素材の味そのままとはシンプルで粗食で作る方も調理時間も短く料理を作る側もとても楽なこと。
 
それでも現代社会の添加物やどこか甘さや塩気などで誤魔化すような味や刺激の強い、脳を麻痺させる旨味成分などの味に慣れていると子供も素材の味では美味しくないから食べてくれない!という両親の鈍感になってしまっている味覚の投影をして勝手にどんどん刺激を置いていきます。
 
それではなくしっかりと子供の繊細な味覚を信じながらその感性を伸ばしてあげることは大切だと思います。
 

 


 

 

 
そんな中に先日興味深いことが起こりました。
 
そしてこの子供の食育に対して記事を書こうとした理由はこれにあるのです。
 
2歳になったばかりの娘には隣の家に住んでいる2歳2ヶ月の女の子の友達がいます。
 
よく一緒に遊んでいるのですが、昨日は初めて夕方にその子の家に娘だけで遊びにいきました。
 
30分くらいして何となく母の直感のようなものがあったのでパパに娘を迎えに行くように頼みました。
 
パパが行くとその時目の前には大量の白砂糖でできたクッキーの山を食べています。
 
そしてすぐに彼は娘は白砂糖は食べないようにしてるという趣旨を伝えたのですが、そこにいたのはその子のおばあちゃん。
 
「これは体に悪くないから大丈夫よ!」と言って理解してくれません。
 
そんなこんなで人生で初めて白砂糖をガツンと食べた娘は、1日中外で遊んでいて本当なら8時には眠くて眠くて、、、なはずが、テンションがマックス状態で全く寝ようとせずにいつもよりも激しく遊びまわっていました。

これが白砂糖の効果なのか、と思いながらもすごく楽しそう。
 
それでも子供が満足するからと食べるから、喜ぶからと白砂糖を与えるのは上げる側の観察者側のエゴだなと思います。
 
それでもきまってるような完全にハイな感じがすごく感じられます。
 
精製されている白砂糖はすぐに脳に作用して一種の脳内麻薬のようなものを分泌する、だからこそ甘いものを食べると幸せな気持ちになったりストレスが軽減されたような感覚が起こる。
 
でも白砂糖のパワーって天然の甘味のものとどこか違う、利き方がすごく強くて脳にガツーンとくる感じがあります。
 
わたし自身もたまーに白砂糖のお菓子をもらって食べたりする時、一気に疲れや眠気が取れる感じがあります。でもその後すぐにそれも切れる、何か気持ちの振り幅を大きくさせる感じがします。
 
シュガーハイになって、砂糖がないと痙攣を起こす子供も出るくらい、子供の脳には強い刺激で影響を与えます。
 
まさにシュガーハイでハッピーになってテンション上がりまくっている娘を見ながら複雑な気持ちになりました。
 
食べ物によりわたしたちの体はできている、そして心と体は密接に繋がっている。
 
だからこそより透明な子供たちは大人以上に食べ物の影響をすごく受けます。
 
甘みという味覚をとると落ち着きを促したり、元気にさせたりまたは過度にとるとハイにさせたりと様々な作用が起こります。
 
それでも白砂糖の子供に対する影響の早さは見て取れるでしょう。
 
わたし自身もそれを観察しながらもその時に必要な質を娘に与えて落ち着いて寝れる環境を与えました。
 

 
食べ物をお薬として注意深く考察するとライフスタイルは一気に変わります。
 

 
アーユルヴェーダでは、人にはそれぞれ異なった性質があると言います。
 
そして季節やその時によっても性質はまた少し変わってきます。
 
だからこそ一人一人には今何が必要かは全く違う。
 
私自身が基本はペスカタリアンですが、お肉だって本当に体が欲しがっていたら頂いてもいいと思うし、大切なことはコンシャスイーターとして意識して食べることであると思います。
 
どのようにその一つ一つが世界とインターアクトしているのかをコンシャスでいながらいる。
 
ただ情報を鵜呑みにするのではなく、子供がどんな食べ物を食べた時にどのように影響するのかを見守りながら食育をしていくこと、そしてそれは自分自身も照らし合わせながら見ていく。
 
わたしの行っているマインドフルネスの講座では体の感覚に繊細になるというワークをしてもらいます。
 
体の感覚に繊細になった時に食べ物がどう体に影響してるのか、感情に影響しているのか、思考に影響しているのかにも気付けるようになっていきます。
 
これが正しいという答えはない、それでも自己価値をしっかり持ちながら全てのベースである体を大切にして、その中にものを取り入れていく。
 
できる中で自分のペースでしていく。
 

 

 
子供に対する食育で添加物や様々なジャンクなお菓子などある意味で登竜門的な経験はやってくる、そこでも子供の挑戦したい自由意志は閉ざさずに、ジャッジせずに、
 
多少の年齢までは子供の味覚を守り、育て、あとは味覚の旅を経験を楽しんでもらう。
 
日頃の食育で舌を整えることで最終的に自分の体が喜ぶ食べ物がわかるようになっていく。
 
ベースが、基本があれば戻るところを知っているから。
 

 

 
そして一番大切なことは愛情込めて作ること、提供すること、または時間がなかったら買ったものを愛情込めて付け与える、特別に派手な味で装飾せずに。
 
そして穏やかで、平和で愛のエネルギーの中食べること。
 
全ての行動には意識が宿る、愛というエネルギーは魔法をかける。
 
シンプルに、本質は忘れずに、今日も注げる分だけ愛は注ごう。
 

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