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2022年6月15日4 分

シャドーワークに気づいてみよう。

最終更新: 2022年6月21日

スピリチュアルエゴから精神世界へ
 

相対的な現実にいるわたしたちは、「陰と陽」や「光と影」が存在している世界にいます。それは普遍的な意識にたどり着くまでわたしたちの気づきと学びの旅であるにも関わらずー影の部分のー心地の悪い世界を無視する傾向があります。
 
ヒーリングや何かスピリチュアルなセッションを期待する人の多くは、神聖な何か美しいものと繋がりたいと言う思いを持っている人が多く、現にみなさんが惹かれる内容はわたしは選ばれた魂とか前世はこんな素敵な人だったとかとか宇宙人とか日本人という魂はすごい!だとかどこかでわたしというエゴを高めてくれるものたちにより引かれるのではないでしょうか?
 

 
でももし本当に高次の波動に向かいたいのならそんなエゴを高める幻想的な話からは足を引いてより現実的な今ここに意識を向けていきましょう。
 
そもそもそれらはスピリチュアルではなく、スピリチュアルエゴを高めるものです。
 
そしてエゴという重いエネルギーや摩訶不思議なスピリチュアルグリッターは本当の高次な世界とは相反する世界です。
 

 
そう、だからもし本当の意味での精神世界に向かいたのならまずすることは何が本当かわからないファンタジーな世界に足は突っ込まずに、
 

 
自分の今に、感情に、現実に責任をとるということを始めます。
 

 
わたしはこれが怖い、過去性でこうだから〜とかこれはわたしの波動を低くする。これは先祖であって、わたしの魂は関係ない。だとかただ無責任にそこから逃げるのではなく、今に全てを完結して向き合っていくこと、全ての感情に相互共存に自分自身で責任を取って向き合っていくことそれが本当の意味でスピリチュアルな生き方です。
 
目の前にあるものをいかに、前向きに捉えながら統合していくのかは大切なことです。

何か嫌なことが起こった時こそ、Uターンで自分に帰っていく。
 


 


 
外に原因を探さないで、自分に向き合ってみる。
 
そこで内側の深い宇宙が存在し、深い先祖からのDNAコードやインナーチャイルドが見えてくる。
 
その紐を解きながら自分が癒され、曇りや嵐だった自分の世界に虹や光が射し始めた時にそれがスピリチュアルな体験です。
 

 
何か外に光を探すではなく、内側の曇りを磨く時にわたしたちの魂は本当の意味で喜び始めます。
 
そのエネルギーこそが高いエネルギーであり、自分自身の本質が喜ぶ瞬間です。
 

 
そして自分自身が研ぎすまされて、高次のエネルギーが自分と一体になる。
 
そこでは何も引き寄せやマニフェストという努力もなく全てが動くのです。
 
パワースポットにいっても、そのエネルギーと繋がる周波数がなければただエネルギーヴァンパイアになってしまいます。
 
そのエネルギーと共に繋がって、共に発光しあえるそんな関係になっていく。
 

 
でもカルマや様々なリミットや生き方食べ方があると本当に意味で高次と繋がるというチャネリングはできません。
 
だからこそシャドーワークという曇りを濁りを汚れをとるワークが大切です。
 
ただ光にジャンプしても、波動が違えばすり抜けていきます。
 
波動を高めるとは、何か光というグリッターをつけるのではなく、削ぎ落ちしよりもとの状態に返っていくことです。
 

 
人それぞれ曇りの状態は違います、でも日々生じる曇りをいかにクリアにして生きるのかが本当の精神世界の生き方であり、スピリチュアルな生き方だと思います。
 

 
言い訳や己の我を高めるためにスピリチュアルに向かっているのならそれはスピリチュアルなグリッターをつけて幻想により向かっていくことです。
 

 
グランディングして今ここに深く繋がりながら自分の曇りに自分に気づくこと、そこから本当の意味での精神的な世界が見えてきます。
 

人間的成長の確認の作業は心地の良くない状態の時に現れる”わたし”という名の我がどのように表現しているかで見ることができます。
 

そして人は心地の良い時や調子の良い時は誰でも気分は良いものです。
 
その人の内側に眠る質が現れる時は苦悩や難しいシチュエーションに向き合ってる時にこそ、本当の意味での自分の精神的成長が見れます。そしてここでわたしたちはぐっと成長もする。
 
困難の時こそ私たちの日々のスピリチュアルプラクティスの見せ所、そんな感覚でいると様々なこともまた前向きにこなしていくでしょう。
 
だからこそ影の部分も光と同じくらい大事に扱っていくことが自分自身の大きな統合になります。
 
光も影も逃げずにバランス良く波乗りしていきましょう。
 

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